2020年4月13日発売の週刊ヤングマガジン2020年20号に連載されている「アルキメデスの大戦:213話」を読んだのでネタバレ・感想と考察をまとめました!
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「アルキメデスの大戦:213話」のネタバレ
対立の理由
何故日本がアメリカを敵視するのかと尋ねる櫂に、嶋田はその愚問に不遜な態度は許さないと激怒。
それでも櫂は、和平協議を進めるためには無礼を承知で引き下がらない。
素朴に質問されると返答に困ると答える議長の近衛とは反対に東條は海軍なら自明であると、”アメリカが日本を敵視しているからだ”と答えた。
東條に乗っかるように同調する嶋田らに対し櫂は、一方的に相手に責任を擦り付けてはなにも解決しないと冷静に返す。
さらにこの場を借りて海軍にとって耳の痛い話をすると宣言する櫂に、海軍中将・山本から許可が降りた。
櫂の諫言
そして櫂はこのアメリカを敵視する理由が、海軍が予算を獲得するための方便に過ぎないと主張したのだ。
東條と嶋田は当然ながら激怒する。
それは1853年───────。
ペリー艦隊が江戸湾に侵入してからアメリカは日本にとって脅威をもたらす外敵となったのが始まりだった。
その後ロシアやイギリスも開国を迫り、これらの国々に対抗するため幕府は海軍力の整備を始めたのだ。
これが日本海軍創設の基礎となった。
やがて日清・日露戦争で勝利した日本海軍は極東では無敵となった。
しかし陸軍の主敵はロシア(その後のソ連)であり、常に日本陸軍はソ連に対抗するため着々と軍備の増強に努めた。
当然ながらそこには多額の予算が注ぎ込まれ、国防費の割合は増すこととなる。
当然ながら国防費の予算の比重は傾く。
危機感を覚えた海軍は敵として相応しい国にアメリカを選んだのだ。
予算獲得のために名目がたつことを見越してのことだった。
櫂の提言
当然嶋田は海軍を否定する気かと度肝抜かれる思いだったが、櫂は否定しない。
アメリカと対抗することがどれほど不合理であるか理解させたかった。
もちろん陸軍は櫂に同調し海軍側と対立。
山本は不毛だと口を挟んだ上で櫂に尋ねた。
仮にアメリカと対峙するなら内南洋諸島。
南洋で武力衝突の可能性がある以上、アメリカを敵国と考えるのが妥当ではないかと。
日本が支配下に置くトラック諸島は元々ドイツから譲り受けたもの。
魚とわずかな農産物しかないこの島では植民地としての価値は低く経済的負担が増す一方であると櫂は言う。
太平洋上に飛行場、港湾が保有できる利点は計り知れない。
そして櫂は皆に席を立たせ、真上から地球儀を見下ろせと指示。
北方諸島を手に入れた場合、日本は北半球を支配下に収めたも同然であると提言したのだ。
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「アルキメデスの大戦:213話」のネタバレをご紹介しましたが、やはり文字だけではイメージが湧きにくいですよね。
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「アルキメデスの大戦:213話」の感想と考察
櫂の諫言から始まり提言で締め括られましたが、皆度肝抜かれた表情でした。
上を納得させるためには自分を取り繕うことなく、時には失礼を承知で発言する櫂の堂々とした姿勢はただただ言葉を並べただけではないことは明白。
その賢さと充分な説得力に返す言葉も見つからないでしょうね。
次回、アリューシャンを制す者は北半球を制す!?
百年後の日本を見据えた櫂の提言が始まります!!
次回、アルキメデスの大戦【214話】掲載の週刊ヤングマガジン2020年21号の発売日は4月20日になります!
まとめ
以上、「アルキメデスの大戦:213話」のネタバレ・感想を紹介しました。
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